ヨーグルトはからだに良いという都市伝説があります。
もちろん悪くはないのですが、
食べ方を間違うとちっとも効果がない!という衝撃
の例がNHKの人気番組で取り上げられました。
結果的に、ヨーグルトにバナナやキウイなどの水溶性
食物繊維を含む食材を混ぜて飲む、のが正しい飲み方
だという訳です。
というのも、
ヨーグルトには、例えばビフィズス菌が入っていると
腸まで、届いて腸内細菌を増やすのですが、
それは一時的だということです。
番組では10年間、ビフィズス菌ヨーグルトを飲み続
づけている女性が最近不調が続くので、専門医の診断
を受けてみると、
なんと普通の人で8%ぐらいある腸内のビフィズス菌
が2%しかなかったのでした。
そこで、バナナやキウイを混ぜてしばらく食する生活
を続けると、4%台まで回復しました。
理由はこうです!
腸内細菌には、従来より住み着いた先住民族がいて、
あとから食べ始めたヨーグルトの菌は定着することが
できない、ということでした。
日本人には日本人特有の腸内環境を維持する腸内細菌
がいて、海藻などの食物繊維を好んで食べるのだとか
日本人の90%は海藻を分解できるが、西洋人は3%
しか出来ない。
つまり、日本人には日本食が必要!という事
なので、ヨーグルトなどを食べるのであれば・・・・
そう!
水溶性の食物繊維を混ぜて取らないと、役立たず!
ということになります。
京都の丹後地方には100歳を超える長寿者が多いの
ですが、この訳がここにあった、ということです。
そうと分かれば、
今日から水溶性食物繊維を含む日本食を食べるように
心がけていきましょう!
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